2011年3月11日に発生した、東日本大震災による東北の被害は、復興までに長い月日を要する甚大なものとなりました。津波で大きな被害を受けた宮城県石巻市雄勝地区は、小さい集落ながらも、日本一のシェアを誇る雄勝硯石・東京駅復元に使用された雄勝石天然スレートと言った伝統工芸や、歴史的にも貴重なサンファンバウティスタ号の造船跡など、地域に根ざした有形無形の資産を持つ、伝統と文化の町です。
生活することすら困難な状況がまだ多く伝えられる中で、人々の心を生み育てた伝統文化の再生・保存と、更なる発展が、復興の道を歩む上で、今後、とても大切な要素になっていくことが予想されます。
私たちは単に縁の有る者として、心痛めるばかりではなく、自分たちの強みを生かす形で、地域、伝統文化の再生保存とその復興支援のための活動に今後取り組んでいく必要があると考え、本プロジェクトを立ち上げました。
※丸の内地下南改札の団体集合エリアに当初は設置されておりましたが、JR東日本様のご意向により、設置場所が変更されております。現在の設置場所は東京駅へお問い合わせください。
これまでの活動の一部をご紹介いたします。
チャリティーイベントの開催やグッツを作成し、イベント寄付金と収益金を雄勝硯生産販売協同組合へ寄付いたしました。
雄勝町や雄勝石に広く親しみを持っていただくため、小中学校や一般市民を対象に、雄勝石に絵を描くワークショップを開催いたしました。
雄勝や活動を広く認知していただくため、ワークショップで制作していただいた絵や雄勝石グッツ等の展覧会を行いました。
雄勝石は日本全国で建築物等に使われています。特徴的な場所を調べ、雄勝石の存在や魅力を広めることを目的とし作成しました(現在配布終了)。
宮城県仙台市太白区鈎取1-2-40-507
(株)ジェルブとエスプリ内
TEL.050-5373-6798(代表)
代表・小濱裕美